ゆるっと美活〜ふうたろコラム〜

隠さない!毛穴レス.たまご肌にしよう!!すっぴんを褒められたい。

ニキビにあったスキンケアの仕方とは??

今回も、前回に引き続き肌悩みについて書いていきます!

今日はニキビについて!

女性だと昔から脂性肌でとてもできやすいという方や

生理前になるとホルモンバランスの乱れにより口周りにできやすい等

様々な原因で悩まれているかと。。

私が仕事をしている中で、思うことは『自分は脂性肌だと思う』

という誤った判断から皮脂を抑制したり、皮脂分解などの化粧品を使い

それによって余計に乾燥を悪化させているケースがよくあります。

もし自分の肌質がよく分かっていない方は

一度肌診断をしてもらう事をオススメします!

化粧品を買う際に百貨店だと肌診断をしてくださるお店は多いです。

また肌荒れ等で悩まれている方は、エステやクリニックでカウンセリングを

受けてみてください!それだけで、今後のケアが全く違うかも。

間違ったスキンケアを10年していたら気づいた時にはもう遅い、、

 

◽️ニキビはどうしてできるの?

 正常な毛穴では皮脂腺でつくられた皮脂が肌の表面に分泌されます。

 それによって皮脂膜をつくり、肌を弱酸性に保ちながら保護をしています。

 また、アクネ菌は皮膚常在菌(健康な肌の人の皮膚表面に普通に存在する

 菌のこと)ですが本来は大人しくいています。

 いろいろな原因により毛穴周りの角質が厚くなると毛穴の出口が狭くなり

 皮脂が詰まりやすくなります。

 その状態を放っておくと、完全に毛穴が詰まってしまいコメドができます。

 ※コメドとは『毛穴に皮脂や角栓が詰まった状態』

 詰まることによって、大人しくしていたアクネ菌が必要以上に増えてしまい

 毛穴が白っぽくみえる『白ニキビ』ができる。

 それが黒ずんでみえるのが『黒ニキビ』

 そこから、アクネ菌は溜まった皮脂を栄養としさらに繁殖していくので

 それにより炎症を起こすんですね。これを『赤ニキビ』といいます。

 さらに膿となって『黄ニキビ』になる。

 この流れがずーーーーっと繰り返されると『クレーター』になります。

◽️ニキビにはどんな種類がある?

思春期ニキビ

 ・年齢→10代

 ・症状→白にきび•黒ニキビ•赤ニキビ•黄色ニキビ

 ・原因→ホルモンバランスが変化する時期なのでそこから皮脂の過剰分泌が起こり

     脂性肌に偏っていく(Tゾーンにできやすい)

大人ニキビ

 ・年齢→20〜40代

    ・症状→白ニキビ、赤ニキビ

 ・原因→ホルモンバランスや不規則な生活習慣、食生活

     かんそうによるターンオーバーの乱れなど(Uゾーンにできやすい)

慢性(重症)ニキビ

 ・年齢→年齢問わずだが思春期〜40代程度までが多い

 ・症状→思春期同様すべて

 ・原因→思春期、大人ニキビに間違ったケア(特に殺菌剤)を長期間続けた結果

     健康な菌や、角質そうに異常が起こり重症化してしまう

     こうなると他2つとは違いスキンケアだけでは手が届きません

 

◽️ニキビ予防成分と種類その働き 

 【皮脂分泌抑制】 

 ・ライスパワー®️NO.6

        →2017年に認可された新しい医薬部外品有効成分

 ・ピリドキシンHCl

        →こちらも医薬部外品有効成分

 【抗炎症成分】

 ・グリチルリチン酸2K

        →最も使われている成分で、医薬部外品有効成分  

   炎症を悪化させる物質をブロックし炎症を抑えたり、アレルギーにも

   効果がある

 ※4000年以上使われている成分で、マメ科の甘草という植物の根から抽出される。

 古代エジプトのツタンカーメン王の墓地からも発掘されているだとか。。

 ・アラントイン

  →少しの炎症を鎮める効果があり、更に傷ついた皮膚を再生を促す効果も!

   皮膚への刺激を緩和したりアレルギーを引き起こす物質から守る効果も

   なので抗炎症+創傷治癒のW効果が期待できる★

 ・サリチル酸

  →角質を柔らかくし、角栓の予防や塞いでしまった毛穴を開く効果がある

   更に毛穴の中で増えたアクネ菌(ニキビの原因)を殺菌する効果がある

 ※ウオノメ、タコ、イボ治療薬の『イボコロリ』もサリチル酸の角質柔軟作用を

  利用した商品みたい。

  【殺菌成分】

 ・イオウ

  →医薬部外品有効成分で、古くなった角質を柔らかくしたり、溶かしたりして

   しっかりと取り除く事ができる。

   またサリチル酸同様の効果も期待できる。ニキビケアには欠かせない成分★

   ・レゾルシン

  →イオウと共に古くから使われている医薬部外品有効成分

 ・イソプロピルメチルフェノール

  →顔ニキビのほか、背中ニキビ原因の一種であるマラセチア菌を減らす作用

   がある。

 

◽️まとめ

年齢によってニキビの原因が様々です。

10代に多い思春期ニキビは皮脂分泌の盛んが原因な事が多いので

朝と夜としっかり洗顔をし清潔に保つ事が大事ですね!

また、薬用化粧品(殺菌剤配合)は週に1〜2回のスペシャルケアとして行いましょう!

毎日行ってしまうと、常在菌のバランスを崩してしまい慢性的に

ニキビができる可能性があるので、やりすぎ注意⚠️

保湿は必ず水分重視にし、油分の多いクリームは避けましょう。

クレンジングもオイル系は控えたほうが安心です!

 

20代〜40代の大人ニキビは薬用化粧品は基本的にあまり使わないほうがいいかも。

バリア機能が低下した肌には殺菌剤は余計にダメージを与えてしまう。

殺菌成分よりは抗炎症成分配合のものをオススメします!

また、思春期ニキビとは違い油分の原因が肌の水分の少なさの可能性大⚠️

※水分が足らないと肌自身が乾燥を恐れ勝手に油分を分泌するのです

なのでとにかく保湿が大切!!!

ただし、皮脂などの油分が酸化すれば炎症を起こしニキビができやすくなるので

油分は同様控えたほうが良いかと思います。

抗炎症成分+抗酸化成分配合がオススメです♡