くちびる荒れる原因と対処法☺︎
今日は『くちびる』について書いていきま〜す♪
くちびるって顔の印象を左右すると思うんです。
私個人的にも、よくくちびるがかさつき荒れるのですが
自分的に良いな〜と思ってずっと使っていたリップでも
急に荒れることがあるので理由はなんだろ〜と思ったり…
気になったので今日はこちらで書きます☺︎
◽️くちびるってどうなってる??
実はくちびるは上下で違う性質を持っているんです。
上唇は皮膚の延長ですが、頬などに比べて角層が薄く汗腺(エクリン汗腺)が
存在しないんですね。
下唇は口内粘膜延長でできていて、そもそも角層も顆粒層も存在しないです。
この様な仕組みから、くちびるのバリア機能は低く、またセラミドも少ない為
水分を留める力が弱い特殊なパーツなんです。
※エクリン汗腺とは、ほぼ全身にある汗腺で体温調整を行います。
ここから分泌される汗は99%が水分で残りは塩分やアミノ酸などになります。
なので汗腺がないということは皮脂膜が作られにくいんです。
※顆粒層とは、表皮の4層にあたるうちの一つの層で角層の下に位置します。
下唇にはそのうち2層が無いので表皮がとっっっっても薄いんです。
◽️くちびるが荒れる7つの原因
①バリア機能がとても弱い
→角層のターンオーバーが早く、その為バリア機能が低い。
皮脂膜が少ない為、頬などに比べて水分の蒸発が約5倍早い。
②角層が薄く紫外線の影響大
→角層が薄く、水分量が少ない為、きれいに剥がれ落ちず
ひび割れや皮向けになりやすい。
また紫外線に当たるとよりターンオーバーが早くなります。
とくに上唇は紫外線の影響を受けやすい。
③リップや口紅に入っている成分の刺激
→リップや口紅の成分には単純な保湿成分や他にもdl-カンフルや
トウガラシ果実エキスなどの微弱刺激による血行促進成分があります。
メントールなども刺激で炎症を起こす場合もあるので、これらの成分は
敏感肌の方は特に気をつけて見てみてください。
④食べ物の成分刺激
→飲食の後は必ず拭いてから塗る様に。
乾燥と同様のメカニズムです。
⑤『セラミド』が他の部位より少ない
→角層のバリア機能を保っている『セラミド』が非常に少なく種類も少ない。
⑥『染料』を含むリップアイテムによるアレルギー
→落ちにくく長持ちすることで人気の『ティント』には『染料』が
配合されている物が多いです。
染料はタール色素の中でも顔料とは違い分子が細かい物が多い為
より入り込み炎症の原因となることがあります。
色素沈着したりアレルギーになる恐れもあるので一度合わないと感じたら
成分に入っていないかみてみて。
⑦医薬品の長期利用
→急速に治療する医薬品を長く使うことにより、副作用によって
皮膚が過敏になり荒れやすくなってしまうケースが多い。
◽️荒れたらとにかく『油分補給』
ラップ効果や保湿効果の高いワセリンや皮脂類似成分の油脂類が配合されている
リップを使うのが基本ケアです。
特に寝ているときに乾燥するのでスキンケアと同様くちびるも寝る前に!
また、くちびるはセラミドを保持しにくいので、普段使っているスキンケアに
セラミド配合のものがあれば一緒に使いましょう☺︎
リップにも、化粧品・医薬部外品・医薬品があります。
さっきもお伝えした様に医薬品ばかり使うと副作用で敏感になる可能性がある為
むやみに使うのは控えてください!
また、荒れてるときに『メントール』や『dl-カンフル』が入っていないものを!
くちびるが荒れやすい方は、染料が入っていない物を使ってください☺︎
天然染料も荒れる原因になるので、油断はしないように⚠️
◽️リップケアに有効な成分
・油脂類全般
オリーブ果実油
アルガニアスピノサ核油
マカデミア種子油
シア脂
ヤシ脂
馬油
・ワセリン
・セラミド類
セラミド類は前回の下記の記事に有効成分書いてます♪